こんにちは。
あゆむ鍼灸院整骨院・院長の吉川です。
昨日、橿原市は夕方の大雨で涼しくなり、非常に眠りやすい夜となりました。
このままスムーズに秋になって欲しいものですね。
さて先日、起立性調節障害でお悩みの高校1年生の男の子が来院くださいました。
中学3年生の頃から軽度の症状があり、時々学校を欠席することが増えてきたそうです。
高校に進学し、最初は問題なく登校できていたそうですが、6月頃から体調がすぐれない日が増えてきて後半からはすべて欠席している状況とのことでした。
思春期外来のある病院を受診され、起立性調節障害の診断を受けて漢方の処方があったのですがあまり変化が見られず当院を受診くださいました。
主訴は朝、ベッドから起きれない、頭痛とめまいが頻繁に起こるというもです。
当院での姿勢、ストレス、起立試験の検査を行い、ODの中でも立位後に脈拍が急激に上昇する体位性頻脈症状群の可能性が高いと考え施術計画を作成しました。
東洋医学的な観点からも鑑別を行い、多角的に身体を診ていき、より良いアプローチができる方法はないか探っていきます。
そのほか、自宅での過ごし方や自身で気をつけて欲しい事、ご家族でフォローしていってあげて欲しいことなどお伝えしました。
起立性調節障害はまったく登校できないなどの重症例になると回復するまでに非常に長い期間を要する疾患です。
軽度の段階であれば早期回復もできるので少しでも気になることがありましたら、1度ご相談くださいませ。
当院は連日多くのご予約を頂戴しておりますが、時間帯によってはご予約可能な場合があります。
まずはお気軽にお問い合わせください。